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ALWEYS三丁目の夕日'64 パプリカ

こんにちは、もっちーです。
昨日、棚ぼたのトヨペットクラウンをご紹介しましたが、今日はトヨタパプリカ。
実車は1961年に発売されました。

劇中車です。映画を見ていませんので、わかりませんが1/80のミニカーとしては良く出来ています。

フロントグリルの形状から、パプリカ800スーパー(UP20S型)と思われます。
バックの公衆電話は昭和30年代を演出する名脇役です。

リアも小さなトランクが決まっております。

昨日のクラウンです。その後ろに、フランスのルノー4CVがおります。
このルノー4CVはフランスのルノー公団より1953年~1963年まで日野自動車で35,100台
ノックダウン生産され、タクシーとして日本全国で活躍しました。

このルノーはドイツのHOミニカーメーカーのブッシュの製品でフランス本国仕様ですが、日野ルノーと基本的に変わらないので、日本型16番にも使えます。
良く見ると左ハンドルですね(笑)。フロントグリルに日野のエンブレムも有りませんし。

後ろ姿です。どことなくWVに似ています。一時期、WVの生みの親、フェルディナント・ポルシェ博士が獄中(戦犯で服役中)フランス政府に頼まれて、製作されているという噂も有りましたが、ルノー公団が試作車のアドバイスを博士に頂いた程度だという事です。「良く出来ている」と、感想を述べたそうです。

同メーカーの色違いです。
僕は他にブルーとグレーをコレクションしております。
日本製の日野ルノーはその愛くるしさから、亀の子ルノーと呼ばれ、昭和30年代、日本各地で病院車(助手席がリクライニング出来てフルフラットシートになる)医師自ら運転して看護婦が病人の世話をして、病院に搬送するといったこともあったそうです。日本に救急車が無い時代ですから、タクシーも小型車のメリットを生かし、神風タクシーとしても働きました。


それでは、また。

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