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気動車の旧塗装

こんにちは。もっちーです。
今日は16番ゲージのキハ17旧標準色をご紹介いたします。

実車は昭和28年登場。
国鉄ローカルの立役者ですが、SLを廃止に追い込んだモノとしても知られています。


気動車の中でも自由に編成を組め、統括制御可能な為、運転手は先頭に1人で運用できます。
これ電車では当たり前ですが、それまでの気動車は機械式といい、自動車でいえば、マニュアル車とたとえるとわかりやすいかもしれません。


このキハ10系以前の気動車は一両に1人の運転手が必要となり、せいぜい2~3両編成しかで運転が出来ず、合図でギアのチェンジをしなくてはならないため、国鉄はほとんど単行運転でした。


これでは通勤、通学時間には不向きです。


しかし、液体式気動車は車でいえばオートマチック車みたいなものでトルクコンバーターを制御するため、自由に車両を増やしたり減らしたり出来る為、無駄がなくなりました。


1両から10両近くの車両を一人の運転手で運行できます。


当時はSLが10両近くの客車を引いていたので、長距離列車には良いですが、ローカル線では、非合理的です。


SLと違うのは、ボイラーを焚いて準備しなければならないのに対し、気動車はエンジンをかければすぐに出発できます。


このキハ17は日本の鉄道(国鉄)非電化区間に欠かせない存在になったのです。

それでは、また。

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